ヘルペスの治療薬ゾビラックスについて
ヘルペス、帯状疱疹は一端発症すると、おできのようなできものがたくさんでき、ぴりぴりと痛んでとても辛い病気として知られています。
体中どこにでも発症する恐れがあり、ウイルス性の病気なので、人に感染します。
また、角膜に発症した場合は、失明する恐れもあります。
このヘルペス、帯状疱疹の治療薬として知られているものの一つにゾビラックスという医薬品があります。
ゾビラックスはウイルスのDNAに働きかけ、複製を阻害する効果があります。
複製を阻害することによってウイルスの増殖を抑えるわけです。
最近は子どもの水疱瘡などの治療にも使われるようになってきています。
ゾビラックスには、内服薬、軟膏、点滴薬などがありますが、軟膏は主に口唇ヘルペスの治療や、軽症の性器ヘルペスの治療薬として用いられます。
その他は錠剤が処方されます。
また、免疫不全があり、ヘルペスや帯状疱疹が重症化した場合は、点眼薬が使用されます。
副作用に関しては、軟膏の場合はかゆみや発疹が現れる場合があります。
錠剤は、下痢、はきけ、吐き気、頭痛などが現れる場合があります。
また稀に重い副作用が現れる場合もありますので、そのような場合はすぐに医師に相談しましょう。